2021年 05月 09日
デジタルの恩恵 |
現在 歯科界にもデジタル化の波が押し寄せています
デジタル化の恩恵の代表的なものとして
マウスピース矯正があります
これはコンピュータ上で歯牙の移動を予測して
各段階に合わせたマウスピースを作成してどんどん
付け替えていくことで矯正治療行う方法です
今までのようなブラケットという金属の装置を
歯につける必要がないというのが一番のメリットかと
思います。しかしその代わりマウスピースは基本食事の時以外
フルタイムでの装着が望ましく一日20時間以上の装着が
求められるので、患者さんがまじめにしなければ治りません。
しかし最近目にするのが、矯正専門医でもないGP(一般歯科医)が
安易に手を出してトラブルになるケースがよくあるようです。
口腔内スキャナーを持っていれば、ただ患者さんの口腔内をスキャンして
後はデータをメーカーに送付して、出来上がったマウスピースを患者さんに
渡すだけと安易に考えていい加減なことをする歯科医がいるのも事実・・・
矯正治療は時間もお金もかかる治療ですから、よく考えてやる病院は
選びましょう! まずはかかりつけの歯科医に相談することです!
by taniguchi_dc
| 2021-05-09 20:52
| 治療一般